懐かしい学生時代の友達と集まると、それぞれの記憶の違いに驚くことがあります。人によって、それまでの生活環境や性格や聞いてきたこと、見てきたことなどが違うので、同じ出来事でも記憶(印象)に残る部分が全く違うのでしょう。沢山の記憶の組み合わせで、さらにそこから先の物の捉え方や見方も変わってくるわけです。そう思えば、人の考え方なんて果てしなく(文字通り人の数だけ)あるということになりますね。同じように考えたり感じたりする人に出会えることの方が奇跡的と言ってもいいかもしれません。「どうしてこの人は私と同じように考えられないのだろう」と感じたときは、ちょっとそんなことを思い出してみるといいかもしれませんね。