皆さんは、物事をどのくらい完璧にやりたいと思う方でしょうか。小さな子どもたちでも、性格は様々で、全部できないと自分を許せない、気持ち悪い、達成感がない…と感じる子たちも多いようです。それはそれで、設定した目標に向かって頑張れる、とても良い所なのですが、その設定を崩せないがゆえに自分を苦しめてしまうことがあります。私たちは「諦めないで!」という大切なメッセージを持ちつつ、「少しでもできたことを続けていれば、いつかは達成できる」…という別の方法も伝えていく必要があるかもしれません。振り返ってみて「半分できた」と思えたら、いつかまた残りの半分に挑戦すればいいのです。苦しくなって全部嫌になってしまうより、その時は半分でも(あるいはもっと少しでも)長く続けることが力になっていくでしょう!