私はもともと、とても人見知りする子どもでした!いつから人と話すことが好きになったのかわかりませんが、途中で気づいたことが1つあります。それは「人にどう思われるか」を気にしている限り、結局自分のことしか考えていないということです。そこで、それを逆手にとって、人の中に行くときは「他の人のこと」だけを考えるようにしました。「同じように壁の花になっている人はいないかな」「あの人は今、どう感じているのかな」など。すると、人の目は気にならなくなり、どんな集まりにもあまり緊張することなく参加できるようになりました。不思議なものですね~。 いろいろな集まりの多い年末です。楽しい時間になるよう、ぜひお試しください。
バーチャルリアリティで本物そっくりの体験ができる施設がいろいろできてきて、ちょっとおもしろそうだなと思います。でも、本物を知らないうちに、そっくりの体験だけを重ねるのはどうなんだろう…とも感じます。特に小さいお子さんの場合、五感で得た感覚をたくさん蓄えておかないと、思春期になって体験の少ないものは「いらない」と脳が判断し、シナプスを剪定していくのだ…と聞いたことがあります。きれいな海の写真を見るだけではなく、実際に海に行けば潮の匂いやベトッとした風、ザラザラした砂があると知っているから、そこにいる人の気持ちも想像できるのです。本物体験に基づいた感覚は人間関係の基本でもある「想像力」を養ってくれるんだろうな〜と、本物の犬を撫でながら考えています(^^)
暑かった夏もそろそろ終わりに近づき、新たな学期、生活がスタートする季節になりました。子どもたちにとって1番しんどいと言われる夏休み明けですから、理想的な始まりができないこともあるかもしれませんね。不安からいらいらしたり、ダラダラしたり…。そんな時は「だらしないね」「ちゃんとしなさい」ではなく、何がどうなって欲しいかを具体的に伝えてあげると動きやすくなります。「これはあの袋にしまってね」「○○をカバンに入れよう」などなど。精神論ではなく、どうやったら初めの一歩を踏み出しやすくなるか具体的に伝えることで、動き出すサポートができるといいですね。
暑い日が続きますね。きっとお子さんたちが夏休み真っ只中…という方もいらっしゃいますね。最近は夏休み中でも学童に習い事に塾に…と忙しい子どもたちも多いと聞いています。楽しく充実して過ごすことはよいことのようですが、少し前にNHKの番組「人体」の中で脳の仕組みについて取り上げていました。それによると(途中を飛ばしますが)脳が何かをひらめくためには、実は「ボーッとすること」が重要なのでそうです。夏休み中、一人でボーッとする時間は無駄ではなく、すばらしいアイデアや作品を生み出す原動力なのかもしれません。「ゴロゴロしてないで」…と言わず、ボーッとする時間を作れるくらいのゆとりを、ぜひ大切にしたいですね!
我が家の犬は、車が苦手です。でも、見ていると、乗った瞬間に「もうダメです」と言わんばかりにうなだれるのです。いやいや、まだ出発してないよ…と言いたくなるほど。 彼女は(メスです)「車=車酔い=絶対気分悪くなる」と思い込んでいるのかもしれません(^_^;)...
オリンピック、盛り上がっていますね~。銀メダルでも悔しそうな選手、入賞できたことをとても喜んでいる選手、いろいろですね。「(他の人との勝負ではなく)自分に勝った」「自己ベストを更新できた」と語っている選手も多いなあと感じました。私はスポーツのことはわかりませんが、日々小さな成長をして、毎日ちょっとだけ自分としてのベストを更新する…という感覚はいいかも!と思いました。人と比べなくても自分としてできることはやった、昨日より一歩だけ成長したと思えるなら(たまには後進するときもあるでしょうが…)、年を取るのも悪くないですね~笑
ある日突然子どもが学校へ行かなくなってしまったら…ご家族は(いじめなどは別として)理由もわからず苦しむということが多いのではないでしょうか。もちろん一人一人全くケースが違いますから、対応も変わってきます。けれど、笑顔が戻ってこられた親子には、ひとつだけ共通点があります。それは、親御さんが「自分の思っている子どもの人生」を手放したその瞬間にお子さんが生き生きと動き出す、ということです。それは諦めるということではなく、心底信頼するということでもあります。子どもたちは本当に素晴らしい力をもっています。 親としてそこまでの過程を見守るのは本当に大変なことだと思いますから、そんな時はぜひはるくもにいらしてくださいね。どう寄り添っていけばよいか、いっしょに考えます。とことんお付き合いしますよ~。